西丹沢 谷ヶ山(525.9m) 2013年12月7日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 14:06 林道−−14:21 尾根取付−−14:45 縦走路−−14:50 谷ヶ山 14:57−−15:00 縦走路を外れる−−15:05 谷−−15:13 林道−−15:25 車

場所神奈川県足柄上郡山北町
年月日2013年12月7日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道路側に駐車
登山道の有無本コースは無し。ただし県境稜線には縦走路あるのでそこから登れば道あり
籔の有無西斜面は笹激藪。県境縦走路から往復なら藪皆無
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント西側の林道から往復したが想定外の笹藪で苦労した。上部はかなり濃い。林道から行くなら谷を登るのがいい。谷には砂防ダムあるが笹無し。素直に県境稜線の縦走路から往復するのが無難




林道路側に駐車して出発 林道が谷を横断するが橋無し
笹の小尾根に取り付く 一時的に笹が消えるが・・・・
再び笹に突入 徐々に濃くなる
激籔状態で稜線を目指すのを諦め笹が薄い方へ 標高を落として笹が無い斜面をトラバース
なおも北へトラバース 笹を避けていったん谷へ下ることに
対岸の斜面。笹は無いがかなりの急斜面を登る
尾根に乗ると笹が薄いが最初だけ 尾根を東へ向かうと遊歩道に出た
現地では谷ヶ山は三角塔と呼ぶらしい 植林尾根を登る
谷ヶ山山頂。植林に覆われる この地図でも三角塔になっていた
縦走路より往路の尾根に下る 笹が酷くなったら南側の谷に下る
最初の砂防ダム。左岸を下った 最初の砂防ダム(下流から)
最初の砂防ダムから下流を見る 2つ目の砂防ダムも左岸を下った
3つ目の砂防ダムも左岸を下った 4つ目の砂防ダム
4つ目の砂防ダムも左岸を下った 5つ目の砂防ダムは右岸を下った
林道に出た 林道を歩く
車に到着


 まだ時間と体力が余っているので短時間で登れそうな山へ向かう。近場だと谷ヶ山が適当そうだ。先週登った城山の西側にありほぼ県境に位置する。西側に林道があるようなのでそこから登るのが最短コースだろう。

 その林道入口は分かりにくい。旧国道から狭い路地を通って北上、集落が終わると舗装も終わり倉庫のような建物の先で道の状態が悪くなり歩くことに。帰りに歩いてみたがどうにか普通車でも通過可能だった。

 林道横の沢は全く水が無かった。もし流れがあっても橋を渡った先で斜面に取りつく予定なので問題なしと考えていたが、林道が沢を渡る個所に橋は無く路面上を水が流れていた。今は僅かな量なので通行に問題ないが雨が降った後はヤバいかも。近年のゲリラ豪雨の影響か沢は荒れ気味で砂防ダムの1つは崩壊していた。

 地形図を見る限り橋を渡って最初の尾根が一番太そうだったのでそこから取りつくことに。しかし末端部分は急斜面で笹の生えた小尾根から取り付く。下部は笹はさほど濃くないので軽くかき分けつつ登っていく。やがて笹が切れて歩きやすくなったがそれもつかの間、当初計画の尾根が近付くと再び笹が登場し、登るに従って徐々に濃くなっていく。やがて激藪状態になり、このまま県境稜線へ突き上げるのは距離があって大変なので笹が薄い北側にトラバース。そのまま笹が薄い個所を求めて横移動し、一度高度を落として笹が無い谷を渡って反対側の笹が無い急斜面をよじ登った。この時に地形図が無いのに気付く。林道歩き中はあったので笹藪漕ぎの中で紛失したようだ。GPSに山頂の緯度経度を入れてきたので間違いはしないが、下山時のルートで地図が無いのはちと不安だ。

 這い上がった尾根上は薄い笹で支障なしだが、県境稜線向かって東に進むとまた濃くなってきた。しかし県境稜線までの距離は短く、少しの藪漕ぎで笹皆無の登山道に飛び出す。どうもここは西斜面が笹藪東斜面は笹無しらしくルート選択に失敗したようだ。

 僅かに登山道を北上すると「三角塔」の案内標識が右の尾根に付いていた。どうも地元ではそのような名称で呼んでいるようだ。踏跡に入って上がると道が薄くなって消えるがここは藪が無いので尾根上を適当に歩ける。

 山頂部も藪のない深い杉植林であった。確か三角点があったはずなので探してみたが平坦で広い山頂で、杉の落ち葉が深く積もって見当たらない。GPSの残距離がゼロになる付近を中心に探したがダメ。でも最高点は踏んでいるのでまあいいか。

 帰りは縦走路に出る直前に登った小尾根を降りてみることにする。快適な縦走路から笹藪に突っ込み尾根に乗り下っていくと、上部より進んだ先の方が藪が酷い。うんざりする藪なので左手の谷に下ることにして急斜面を下り、最後は1mほど土の地面を滑落して水が無い小さな谷に降り立った。谷の中は笹は皆無で歩きやすく大助かりだが、下流で危険個所が無ければいいのだが。

 幸い、滝は無いが次から次へと砂防ダムが出てくる。直接下れる高さではないので左右どちらかを巻く必要があるが、最後のダムを除いて左岸側を巻いた。ここは獣道もあって安全に通過可能だった。これなら往路も谷筋から登れば笹藪漕ぎは最小限で済んだなぁ。最後は林道に飛び出して終了。出た場所は往路で取り付いた尾根より僅かに上流の沢だった。

 車に戻ってからこの林道がどこまで車で入れるか確認するために先ほど歩いた区間に車を乗り入れてみたが、標高400m付近で施錠されたゲートがあってマイカーはここまでだった。

 

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